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From the clifftop

英国王室史の教訓

ブーリン家の姉妹〈上〉 (集英社文庫)

フィリッパ グレゴリー / 集英社

ブーリン家の姉妹〈下〉 (集英社文庫)

フィリッパ グレゴリー / 集英社



↑これを読んでから映画を見たのは去年の11月でした。イギリスの歴史は断片的にしか知らなかったのでよい機会かなと思い、上記を読了してから読んだのがこれ。↓

英国王室史の教訓_e0138916_16554155.jpg

同じトマス(Thomas)という名前を持つ、英国史における重要人物6人に焦点を当てた小史編。上記の小説・映画共に女性側からの視点で描かれたものですがこの本でがらりと男性を中心とした歴史の流れについて読むことになり、王室と教会(ローマカトリック)の関係など興味深く思いました。









小説『ブーリン家の姉妹』の参考文献資料としてあげられていたので、こちらも読みたいな と。これは大豆の学校図書館にリクエストを出し、新規購入してもらえたものです。
英国王室史の教訓_e0138916_1765554.jpg

西暦1000年くらいからの英国の王室史が延々・脈々と綴られております。本の貸借期間は2週間ですがとても読みきれません。2回ほど期間を延長してもらいました。イギリスって島国だけれどスコットランド~ウェールズはもちろん当時のフランス・ドイツ・北欧諸国など実に色々な国の人間がイングランド王となり、覇権争いを繰り返してきたのですねぇ。アンちゃんとメアリーちゃんと仲良くなってすっかりはまったのでヘンリー8世のところだけ読んでもよかったのですがせっかくだからとこつこつ頁をめくりました。

…が、なんだかしんどかったです。結局何も記憶に残らず終わりました。同じ名前の人物が年代を違えて次から次へと登場し、複雑に絡み合った家系図もアタマにさっぱり入らず。どうしても史実の羅列になってしまうから盛り上がりにも欠けるし、とにかく最後まで頁をめくりました という記憶しかありません。

ということを大豆に申しましたら「あー!判るわかるよぉ。本さー、読め読めって言われるけれどもオレって本を読むといっつもナニが書いてあるんだか頭に全っ然残んなくてさぁ…。お母さんもそういう事があるんだー…。」

そうかそういうことだったのですね。一応本人が興味を持ちそうな本を選んでみたり、もちろん一緒に書店に出かけて選んだり、長きにわたり色々工夫をしてきたのですが、とにかく小さい頃から読書習慣を定着させてやれなかった事がずっと悩みの種だったのです。大豆、完全に読書不足の子なのでヴォキャブラリーがほとんど無い。識字率も低い。昨日もテレビのコマーシャルを見ていて

「ね、なぎさ ってナニ?」

…中学2年生で渚が判らない という程度ですからねぇ。推して知るべし。

かくも複雑を極め長きに渡り連綿と続く英国王室史は大豆の語学力の低さをワタクシにしっかりと直視させたのでありました。再来週から中間考査だよん!どーすんのさー。




英国王室史話、文庫本ですがけっこう良いお値段だったので(横浜市立図書館には無かったです。あるいは禁帯出本なのか。税金払っているのに新刊本は数百人待ちだしどうも使い勝手が悪いというか相性が悪いというか…の市立図書館です。近所にあるのにね。)大豆学校図書室にお願いして買ってもらえてほくほく喜んでいたのですが、


4月に突然学校経理部から通知が。




えーっと、
この


施設設備費9万円の請求って
聞いてないんですけど?





とんだ高い本になってしまいましたー。(嗚咽)
by sur-lie | 2009-05-15 18:25 | 文字とか音とか
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崖の上(っぷち)の暮らしもいとをかし  

by sur-lie
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