本牧ほっぺ姫や
イワツバメハウスマダムもお出かけですね、私も2回ほど足を運びました。
山手町にも小さな谷戸があります。谷戸の辺りは陽も差しにくく、山手町は元町や新山下の辺りと比べて高い位置にあるとは云え谷戸に入ると少し湿った雰囲気が今も漂っている気がします。150年前、この東洋の果てまでやってきた異国の人たちはどんな思いでこの湿り気のある谷戸でクリスマスを過ごしたのかとあれこれ考えながら散策するのは楽しいです。
外交官の家(確か)に飾られていたヒマラヤスギの松ぼっくり。スギと言っていますがマツ科ですものね。山手町のヒマラヤスギはとても大きく高い木です。よくこの松ぼっくりがほぐれて、小さなブーメランの様な形のものが落ちているのを見かけますが元がこんなに大きなものだとは知りませんでした。比較対象物が無いので分かりにくいでしょうか。ちょっといいふじりんごくらいの大きさはあります。
子供の頃、リンドグレーンの『やかまし村の子どもたち』に出てくるクリスマスにとても憧れました。おかあさんが焼いたジンジャークッキーや自分たちで作った紙の飾りを森で切り出したツリーに飾って、雪深い中家族で暖かく過ごすクリスマス。西洋館は今様々な国をモチーフにしてクリスマスディスプレイされていますが、そんな物語の世界が目の前にある不思議さ、素敵さ。
丘を下って元町や中華街で美味しいものを食べてもいいですし、エリスマン邸でお茶もいいですね。
エリスマン邸にで、バラをかたどった小さなケーキとコーヒーのセット。飲み物は紅茶も選べます。この器は香蘭社製で、各西洋館でも買えるようです。