先日ギャラリーkujiraにお邪魔した際ご一緒させていただいた方が2人いらっしゃいます。ひとりは非(あるいは偽)文学主婦友の会のメンバーである『ブンゴウ(文豪)』こと
井上よう子さん、そしてもうおひとりは
こぶたはなこさんシリーズでくどうなおこさんのおはなしに可愛らしい絵を描いていらっしゃる
いけずみひろこさんです。
ブンゴウの仕事仲間でもあり遊び友達でもあるといういけずみさんにお会いするのは初めてでしたが、ほっこりと楽しい・やさしい・明るい方でした。実はこの日ちゃんと調べたはずなのに私がギャラリーまでの道を間違えてしまい2人をちょっと余計に歩かせてしまったので冷や汗ものだったのですが(ブンゴウひとりなら罵倒されてお仕舞いでいいのですが、そして私も『なんだよっ、ブンゴウこそちゃんと道順くらい調べてくればいいじゃんっ!』と開き直ってきーきー言っていればよかったのですが)そんな阿呆な私をいけずみさんはにこにこ笑って許して下さいました。
女の子がいないせいか、こんな可愛らしい絵本の存在を知らなかったのですが人気シリーズなんですね。
さて今日は所用にて関内・馬車道方面へ。で、帰りにここに寄り道しました。
馬車道十番館です。
ギャラリーからの帰り道ブンゴウが教えてくれたのですが、この馬車道十番館の包装紙等で有名な版画の挿絵は、いけずみさんのお義父さま・生悦住喜由氏の手によるものなのだそうです。生悦住氏の息子さんに嫁がれたひろこさんは赤ちゃんを授かってからこぶたはなこさんシリーズを描き始めたんですね。
ビスカウトを買いましたが、バッグにもハマっ子には見慣れた版画による挿絵がプリントされています。
ビスカウトにもガス燈の版画が。金のビスカウトはレモン・銀はピーナツ・銅はチョコのクリームがそれぞれ挟まっています。鳩サブレと共通する、昔の人が初めて触れた洋菓子の味を感じることの出来る、シンプルな美味しさです。私の一番はレモンクリームかな。
こぶたはなこさんの素晴らしき食べっぷり、いたく共感してしまった私です。
はなこさんもきっときっと好きでしょう、十番館のビスカウト。
こぶたはなこさんのおべんとう、食いしん坊さんにおススメです。