ちらりと書きましたが、
あったか小もの市で出逢ったヘンリーが先日元気になって我が家に再びやってきてくれました。ちょうど頂き物でヘンリーサイズのクッキーがあったので、早速ヘンリーに進呈。
ヘンリーの生みの親のhiromiさん、本当にありがとうございました。
減らそう減らそうと思っても暮らしの中で沢山の物に囲まれてしまいますが、歳を重ねる毎に、好きなものを丁寧に選んでいけたらいいなあという思いが強くなります。ブログを通して手づくりを愛する人達が私の周りに増えて気づいたのですが、明確な意志のある作り手から手に入れることが出来たものは何度でも手直しして長く手元に置くことが出来ます。そしてその時間の積み重ねはその物とその物にまつわる様々な記憶もろとも言葉に尽くせない愛着を生み出してくれます。
この時の本当の用事はかばんの修理でした。時間はかかりましたが見事にリフレッシュして本当に嬉しい。
もう20年近く使っているバッグです。贅沢だとは思いつつ衝動買い、
このブランドが大好きで大切に使っていましたが、大きいバッグは脇のパイピングのところどころが切れてきてしまい、ポシェットは中の革張りがぼろぼろになってしまいました。お店に相談してみたら『直せます』との事で思い切って修理に。
すっかりきれいになったボストンバッグのパイピング。ストラップの押さえの部分の革も交換しました。ポシェットの中は布張りに変更。色は2種類選べて、私はボルドーをチョイスしました。ボストンバッグはすっかり夫のゴルフ用になっていますがこれでまた一緒にお出かけ出来ます。ブランドの本当の力って、こんな風に長く長く使うことの出来るメンテナンスサービスの良さにあると思います。
昨日ポストに届いていたのはこちらのポーチ。
誕生日プレゼントで頂いて、これも一目で好きになって使っていたのですが、ふたになっているレースがほつれてきてしまいどうしよう…と思っていました。するとひょんな事からこのポーチの作家さんを知っていますよ と声をかけてくれた人がいて、またあれよあれよという間に作家さんの手元に渡り、すっかり直して頂けたのです。
遅々として進まない大掃除の合間に身の回りのあれこれを眺めながら、来年こそはよく見極めて、本当に好きなものをじっくり選んで、シンプルに、シンプルにいきたいなぁと思う日々であります。うー、あと5日かぁ~。