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From the clifftop

大豆のOne giant leap

子供の頃の私は、自分で言うのもなんですが実にしっかりした子でした。
女の子の傾向かもしれませんが
学校からの提出物等抜かりはなく
親の手を煩わせることはほぼ無かったと記憶しています。
絵に描いたような『病弱の』母は
そういう意味では楽だったのではないでしょうか。

男の子はそういう面
手がかかる気がします。
わすれものないのー?というのが
絶対に口をついて出てしまいます。
特に次男坊の大豆は未だにあれこれとやらかします。
学校のものだけではなく、
特に新学期は部活動の書類や細かい集金もあるので
こちらも何か抜け落ちてはいないかと少々緊張を強いられる日々です。
まだまだ親がかりが多いのです。
それが日常なので、特に面倒とも
親がかりだとも思わずに過ごしていた気がします。

昨日帰宅した大豆が
「明日朝、尿検査(尿採取)するからさー、覚えておいて。」と私に言いました。
「はいー。」と返事をしながら
実はすっかり忘れておりました。
今朝トイレの中で
A3用紙にでかでかと書かれたメモを見つけるまでは。
大豆のOne giant leap_e0138916_12453632.jpg

朝、寝ぼけまなこでトイレに入って
思わず「ぎゃあ。」と声が出ました。
これなら忘れないよね。何せA3用紙。
親(私)に声をかけたにもかかわらず
大豆が自己判断でこういった物事を処理した大きな一歩であります。
One giant leapなんです。
信用出来ない親だとようやく気付いた
気付きの一歩でもあるのです。

家族が出かけた後
洗濯物を干しながら
妙にしみじみ感動したのでした。
朝は相変わらずたたき起こさなければなりませんが
それでもその頻度も確かに少しずつ減っているような。
大豆、ゆっくりと親離れをしていきます。
私も子離れをゆっくりとしていこうと思いました。

ちいさいこどもがいた今までの10年余り
パートなどをしておりました。
明日からはフルタイムの出勤となります。
転機にはそんな風に
色々な流れがシンクロするのかもしれません。
by sur-lie | 2012-04-17 16:48 | ママだったりもする
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崖の上(っぷち)の暮らしもいとをかし  

by sur-lie
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