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From the clifftop

銀座和光の梅干し・要らない知識を授ける

ある朝目覚めればこれがテーブルに。
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御梅干しと呼びたくなりますね。
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塩分は控えめとのことですが、甘くない、昔ながらの梅干しです。皮や果肉の柔らかさが果物のようです。2合だけお米を炊いて、炊き立てにこの梅干しとセレブ塩を混ぜ込んでおむすびにして夫と食べてみました。もう美味しいのなんのって。ぴっかぴかの炊き立ての白飯・御梅干し・セレブ塩。三位一体というかなんというか。
もうひとつの美味しさは天神さま。梅干しの種の中の核の部分ですね。物心ついたころ、もしかしたら2歳か3歳のころの記憶ですが、この世の中の不思議で美味しい味が『梅干しの種の中の白いもの』として記憶されていた私です。謹んでハンマーで種を割り、謹んで頂きました。ものすごーく美味しかったです。子供のころ食べたものと同じ味がしました。最近の核の部分は変なえぐみがあるものばかりだったので、この梅の出処の確かさを感じました。いやもうなんならこの天神さまだけでもいいかも。

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大粒の立派な梅干しをお弁当にも使っています。先日デスクで(ちょっと時間がなかったもので。いつもは大体階上の休憩スペースに行きます)お弁当を広げ、隣席の女子(長男と同い年・T大大学院卒・専門職)に「これ、和光の梅干しなんですよ。」とつい余計なことを。地方出身で若い彼女は銀座和光を知りませんでした。彼女は早速パソコンで調べはじめ「ここって時計屋さんじゃないですか!」などと言いながらどんどん検索をかけ件の品を見つけ、1個単価を二人で割り出し驚愕。お値段のことをあれこれ言うのはあんまりお品がよくありませんが、普段職場で頼む宅配弁当とほぼ同額でした。いやはや、本当に御梅干しだわ。

この隣席の彼女(オノマトペ多用女子・ヘビメタラー・私(達)のコンサルタント)は職場では私の大先輩にあたるわけですが、亀の甲より年の功的にいろんなことを吹き込んでおります。「今日銀座の、ワインバーつうところに友達と行くことになってるんすけど、オラ(彼女はたまに自分のことを『オラ』と言います)あんまりワインとか飲まんし強くないし、どっちかつうと甘いのがいいし、どうしよう(何を飲んだらいいのか)って感じなんです。」「あー、じゃあ、貴腐ワインをちょっとだけなんていいんじゃないですかね。」「何!きふ!?なんすかそれ!?」「貴婦人の貴に腐るって書きます。」「何!腐ると書く!」そこでパカパカとパソコンで調べ始める彼女。すっごく面白いです。食べ物のことくらいしか伝えられないので、要らんことをどんどん吹き込もうと思っています。ちなみに彼女はその飲み会の最後にお店のサービスとやらで貴腐ワインが出てきてびっくりしたそうです。最近こんなシンクロも多くて、これもまた面白かったりしています。
by sur-lie | 2013-06-23 16:05 | 食べましょうよ
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