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From the clifftop

不穏な風は店内にも吹き荒れて・北京飯店

御大のお出まし記事を夫がチェックして、六本木『皇妃園』の鶏そばと食べ比べてみたい!といった話になりまして、雨と風で荒れ模様の春分の日に『北京飯店』に繰り出したざます。

午後からラグビーの練習だったちびすけと合流し、雨よりも風がひどくて傘がさせない夕刻6時過ぎに入店。お店の中は3~4組先客あり。

夫の注文、きゅうり冷製。
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夫の好物(私も好きですけれどね)酸辣湯。
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ケチャップはジョークなのかご愛嬌なのか? 甘酢あんじゃないのね、のかにたまです。
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ビールを飲みながら、この3品と一緒に頼んだ『豚の細切り甘味噌炒め・クレープ包み』を待ったのですが待てど暮らせど出てきません。途中、明らかに私達より遅く来店した人のテーブルに私達も頼んでいた小籠湯包が供されるのを目にし、レジで頑張っていたオッサン(私達のオーダーを取った)に「うちの小籠包来てません!」と言いましたら「今ヤッテマス!」ときっぱり。でも、小籠包を作っている朝陽門から見える例の小部屋のところで明らかに伝票ミスをごそごそ話し合っているのが丸見えでした。
クレープ包みの方があまりにも来なくて夫に「聞いてみろ」と言われ件のオッサンに聞くと「ソレハアナタ注文シテナイ!」と言い切りやがった答えるのです。ったくもう、久々にくらいましたよチャイナサービス。この料理はレタスで包むかクレープで包むか選べるもので、私の希望でクレープにしようと決めてちゃんとオーダーしているのに自分が聞き漏らしたものを「アナタシテナイネ豚肉言ッテナイ!」ときたもんだ。荒れ模様の天気にあおられたのか私の声もちょっと大きくなってしまったので(夫よどうしてこういう時に対応しないんだよ何で気の小さい、交渉ごとを苦手とするこの弱弱しい妻にこういう事を言わせるのよっ!)蝶ネクタイをしめた、よーく肥えた別のオッサンが飛んできて「急いで作らせますがいかがいたしましょうか。」ととりなしてくれたのですがさすがに不愉快になってしまったのでお断りしました。

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何回か食べさせた事はあったはずなのですが、ちびすけが小籠湯包を取るのが下手くそで、れんげに乗せる前に皮を破って中の汁を全部こぼしてしまうのでこの画像は追加で注文した小籠湯包。確かに美味しいですね、ここの小籠包。夫が箸で上のつまみ状のところをつまんで皮を破らずに取る事を教えて再度食べさせたら「…旨い…。」ですって。やれやれ。

7時になったら店員さんも急に増えました。してみると私達の入店時間は魔の時間だったのかも。店員さんも少なかったし何回声をかけてもなかなか注文を取りにきてくれなかったしね。

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鶏煮込みそば。最初はぴんとこないのですが、食べ進めるうちにスープの滋味がじわじわと沁みてきてたまりません。しばらく置いておくとスープの上に膜が張って、それは明らかにコラーゲン!もうすごい勢いで飲みました。いつまでも飲み続けていたい美味しさです。

どのメニューも破綻無く美味しかったのですが、やっぱりオッサンの態度は愉快なものではなかったので残念です。食事ってそれを頂く周辺のことも本当に大事だなぁと改めて実感した次第。でもやっぱり知る人ぞ知る名店なのでしょうか。お客さんもひっきりなしでしたし、衝立を隔てた隣りのテーブルにはこんな人も家族連れでお食事していました。
by sur-lie | 2008-03-22 18:01 | 横浜中華街
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